オススメ紹介

“The Oxford Picture Dictionary”を徹底レビュー

こんにちは、Tomokiです。

独り言英会話やオンライン英会話をしているとき、「あれ、この表現なんていうんだっけ」ってなることよくありますよね。

私もオンライン英会話と独り言英会話で数えきれないほど経験してきました。

今回はその過程で大きく貢献してくれた『The Oxford Picture Dictionary』という本を紹介します。

以下より詳しく説明します。

The Oxford Picture Dictionaryとは

The Oxford Picture Dictionary(オックスフォードディクショナリー)とは、ESLのトレーナーかつカリキュラムコンサルタントである”ジェイム・アデルソン・ゴールドスタイン”さんが作成した絵を最大限に活用した英語辞書です。

日常英会話に必須な単語がわかりやすい図とともに4000語掲載されています。

The Oxford Picture Dictionaryがオススメな理由

単語を”イメージ”で覚えることができる

英単語は意味をイメージしたり、関連する出来事を経験することで、記憶に定着しやすいと言われています。

また、英語→日本語という流れを踏んで英会話をすると、話すときにラグが発生します。

突然ですが、あなたは昨日の夜何を食べましたか?

思い浮かべたうえで、”I had ○○ yesterday”に当てはめてみましょう。

「イメージで単語を覚えることのメリットがイマイチわからない!」という方は是非すぐにスクロールせずに考えて欲しいです!

いかがでしょうか。

すぐに文章が完成しましたか?

すぐに浮かんだ方、時間がかかった方、様々いると思います。

私はあなたが思い浮かべたご飯を想像することはできませんが、文章を完成させるプロセスは以下であったと考えています。

<パターン1>

  1. 食べたものを頭の中で探す
  2. 思い出す
  3. 思い出した食べものを日本語から英語に変換
  4. “I had 〇〇 yesterday”に入れる。

<パターン2>

  1. 食べたものを頭の中で探す
  2. 思い出す
  3. “I had 〇〇 yesterday”に入れる。

順番に説明します。

パターン1に当てはまった方が食べたものは、

日本語と英語で名前が異なる食べ物(パン、焼魚、野菜炒めなど、、、)ではないでしょうか。

「パン」を食べた人は「パン→Bread」、

「焼魚」を食べた人は「焼魚→”Grilled fish”」に直す必要があったと思います。

一方でパターン2の方は、

日本語でも英語と同じ名前で呼ぶ食べ物(ピザ、ハンバーガー、ステーキなど、、)食べた方であれば簡単だったかもしれません。

「ピザ」は英語でも”Pizza”と言うため、「ピザって英語でなんていうんだろう。。。」なんてことは起こりませんね。

イメージから直接英単語が浮かんでいたため、前者(パターン1)と比べて作文スピードが早いはずです。

この、パターン1と2の差がネイティブとのギャップです。

当たり前ですが、

私たちがそれぞれの物体をイメージし「パン→Bread」「焼魚→Grilled fish」と考える代わりにネイティブは初めから”Bread”、”Grilled fish”と考えます。

このプロセスのギャップを埋めるためにイメージで英単語を覚えることが役に立ちます

日本語を全く介在させず覚えるというのは困難かもしれませんが、

単語をイメージで覚えることで脳に残りやすく、瞬時に言葉に出しやすくなります

余談ですが、映画やテレビ番組のワンシーンのセリフが頭に残りやすいのはこのためですね。

生活に関わるあらゆるトピックが網羅されている

The Oxford Picture Dictionaryは通常の辞書や単語帳とは違い、ページごとにその情景が描かれています。

食事やスポーツ、健康〜医療用語など、生活に関わるあらゆるトピックが網羅されています。

自分が興味のある分野のみを確認することが可能です。

The Oxford Picture Dictionaryの勉強法

とにかく絵で覚える

本書の特徴はなんといっても英単語をイメージで覚えられるという点です。

絵を確認する→英単語で言える

という状態を作ることを意識しましょう!

オリジナルの英文を作成する

イメージと英単語が結びついたら、次は実際に使って見ましょう!

例文は”It is ○○”や、”I have 〇〇”といったシンプルな文章でも良いと思います。

重要なことはその情景をイメージしながら声に出すことです。

独り言ではなかなか続かない、という方はオンライン英会話を活用してもいいかもしれません。

CDを活用した勉強も可能-別途購入する必要があるので要注意

本書にはCDもついているため「発音を確認したい」「音で学習したい」といった方のニーズに応えることもできます。

しかし、別途購入する必要があります

私は購入せず、わからない単語のみGoogleで確認する、というやり方で進めていました。

4000語といっても、かなり基礎的な単語から紹介されているので、英語学習をしてある程度時間が経っている方にとっては不要かもしれません。

CDが必要かどうかは本書を購入した後に検討することをオススメします。

The Oxford Picture Dictionaryで日常英会話力を向上させよう!

『The Oxford Picture Dictionary』のレビューさせていただきました!

日常英会話で単語がスムーズに出てこない方や、「ネイティブの感覚を身につけたい」と感じている方は是非読んでみてください。

お読みいただきありがとうございました!